CFD投機取引の売買タイミングを見極める方法とは?4つのテクニカル指標
CFD投機取引で早く稼ぎたい・勝ちたい・儲けたい人は、脳汁やドーパミンを無駄に出し過ぎて空回り状態なので、冷静な判断のないギャンブルトレードになってしまいます。
そこで、初心にかえって、確率の高いCFD投機取引の売買タイミングについて、紹介していきます。
CFD投機取引初心者が売買タイミングを見極める方法は4つのテクニカル指標
CFD投機取引の売買タイミングを見極めるためには、なんと言ってもローソク足チャートから読み取る必要があります。
CFD投機取引でローソク足チャートは、「何のために使うのか?」というと、あなたが取引したい銘柄の価格が「上昇局面(トレンド)にあるのか?」「下降局面(トレンド)にあるのか?」を確認するために使います。
取引したい銘柄の価格状況を確認した上で、「買うタイミングか?」「売るタイミングか?」「もう少し様子見か?」を見極めていきます。
ただ、ローソク足チャートの価格が上がったり、下がったりするのを確認ているだけでは、「本当にこのまま価格が上昇していくのか?」「今が買い注文をエントリーするタイミングなのか?」「逆に下落に転換するのではないか?」という不安を抱き迷いますよね。
そこで、より確信を持って、売買タイミングの決断をするために使うのが「テクニカル指標」です。
テクニカル指標とは、過去の値動きのパターンをより詳細に把握するためのものです。
テクニカル指標を元に、将来の値動きも同じようなパターンが予測できるかどうかを見極めることに活用できます。
CFD投機取引初心者が活用するテクニカル指標は4種類で十分
CFD投機取引初心者が売買タイミングを見極めるために活用するテクニカル指標は、4種類で十分なのです。
CFD投機取引初心者が活用するテクニカル指標は、以下の4種類になります。
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・MACD
・RCI
上記のテクニカル指標4種類の他にもありますが、CFD投機取引初心者が売買タイミングを見極めには、4種類だけで十分です。
CFD投機取引初心者が活用するテクニカル指標4種類について、1つずつ要点をお伝えします。
移動平均線とは?
移動平均線とは、ある一定期間の終値の平均値を計算して、折れ線グラフで表した線が移動平均線で予測するトレンド系テクニカル指標です。
移動平均線には、「単純移動平均線」「指数平滑移動平均線」「加重移動平均線」があります。
単純移動平均線は、「SMA:Simple Moving Average」の頭文字をとった略語で、一定期間の価格の平均値を線でつないで表示した線です。
指数平滑移動平均線は、「EMA:Exponential Moving Average」の頭文字をとった略語で、過去の価格よりも直近の価格になるほど比重を置いて計算された平均値です
加重移動平均線は、「WMA:Weighted Moving Average」の頭文字をとった略語で、時系列データの分析手法のひとつで、直近のデータに重みをつけて平均を求めた線です。

ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドとは、単純移動平均線を中心とした、上下に3本ずつの標準偏差のことで、将来の価格の動きを予測するトレンド系テクニカル指標です。
1本上の線を「+1σ(シグマ)」、1本下の線を「-1σ(シグマ)」というように表し、移動平均線から離れるほど、ボリンジャーバンドの数値が大きくなります。
ボリンジャーバンドの数値は、「±3σ(シグマ)」まで表示可能です。


MACDとは?
MACDとは、「Moving Average Convergence Divergence」の頭文字をとった略語で、日本語では「移動平均収束拡散」と言い、通称マックディーと呼ばれています。
短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用して、買い注文・売り注文をエントリーするタイミングを判断するためのオシレータ系テクニカル指標です。
MACDを理解するには少し難しいので、初心者の頃は「こういうものなんだ。」と感覚的に覚えてもらえれば問題ありません。
MACDの値が下から上に上がるタイミングと、銘柄の価格が下から上でに上がるタイミングは同じくらいになります。

RCIとは?
RCIとは、「Rank Correlation Index」の頭文字をとった略語で、日本語で「順位相関指数」と呼びます。
RCIは、取引したい銘柄が買われすぎているのか、売られすぎているのかを判断するオシレータ系テクニカル指標です。


CFD投機取引初心者が活用するテクニカル指標4種類の設定方法とは?
CFD投機取引初心者が活用するテクニカル指標4種類の設定方法は、CFD口座開設した会社の取引画面のチャートを開くと、画面上に「トレンド」「オシレータ」という表示を確認します。
4種類のテクニカル指標のうちで、移動平均線とボリンジャーバンドは「トレンド」、MACDとRCIは「オシレータ」の中から選んで表示することができます。
はじめに「トレンド」を選んで、指数平滑移動平均線とボリンジャーバンドのどちらかを選択します。
ボリンジャーバンドは、「±2σ(シグマ)」の間に95.4%の確率で収まりますので、「±2σ(シグマ)」まで表示するのがおすすめです。
次に「オシレータ」からMACDとRCIを選択します。
「トレンド」と「オシレータ」の設定が完了したら画面を閉じると、取引チャートの画面に設定したグラフが表示されればOKです。
最初は、取引チャート画面に設定したテクニカル指標が表示されていて、見づらくわかりづらいと感じるかもしれませんが、デモCFD口座でデモトレードの練習していくうちに、チャート画面に慣れてくると売買タイミングも自然と掴めてきます。
CFD投機取引初心者は、デモCFD口座でデモトレードで売買タイミングと損失額より利益額が2倍以上になるまで、徹底的に繰り返し練習することがCFD相場で生き残る近道なのです。
