FXのスワップポイントとは?受取・支払いの仕組みと計算例【初心者向け】
FXには為替差益だけでなく、「スワップポイント」という収益(またはコスト)が毎日発生します。
高金利通貨を保有し続けることで利息のような収入を得られる一方、ポジションの方向や通貨の組み合わせによっては毎日コストがかかることもあります。
この記事では、スワップポイントの仕組みを初心者向けに丁寧に解説し、実際の計算例も紹介します。
スワップポイントとは何か?
スワップポイントとは、FXで異なる金利を持つ2つの通貨を売買した際に生まれる金利差分の調整金のことです。
毎営業日の決済時(東京時間のロールオーバー)に、保有ポジションに対してプラスまたはマイナスの金額が口座に反映されます。
たとえばAUD/JPY(豪ドル円)の場合、豪州の政策金利(例:4.35%)から日本の政策金利(例:0.1%)を引いた差分(約4.25%)がスワップポイントの元になります。
豪ドルを買って円を売る(買いポジション)なら受取、逆なら支払いになります。
スワップポイントの計算方法
計算式:1日のスワップポイント(円)≒ 取引通貨量 × 金利差(年率)÷ 365 × 円換算レート
例)AUD/JPY を1万通貨(豪ドル買い)、金利差4.25%、レート100円の場合
10,000 × 0.0425 ÷ 365 × 100 ≈ 約116円 / 日
ただし実際のスワップポイントはFX会社が独自に設定するため、上記はあくまで目安です。
各社のスワップポイント一覧を必ず確認しましょう。
代表的な通貨ペアのスワップイメージ
スワップポイントは通貨ペアの金利差によって変わります。以下は一般的な傾向です。
買いポジション:受取 ↑
売りポジション:支払 ↓
金利差イメージ:高め(4%前後)
買いポジション:受取 ↑
売りポジション:支払 ↓
金利差イメージ:中程度(4〜5%)
買いポジション:受取 ↑
売りポジション:支払 ↓
金利差イメージ:中程度(3〜4%)
買いポジション:支払 ↓(逆転あり)
売りポジション:受取 ↑(逆転あり)
金利差イメージ:小〜逆転
スワップ投資(キャリートレード)とは?
スワップポイントを目的として高金利通貨を長期保有する戦略を「キャリートレード」と呼びます。
たとえばAUD/JPYを1万通貨買い保有し、1日100円のスワップを受け取ると、1年で約36,500円の収入になります。
スワップポイントに関する注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 毎営業日のロールオーバー時(通常22:00〜翌朝) |
| 週末分の扱い | 通常水曜日に土日月曜3日分のスワップが反映 |
| 会社ごとの差異 | スワップポイントはFX会社が独自に設定。 同じ通貨ペアでも差がある。 |
| マイナススワップ | 同じペアでも売りと買いで符号が逆。 スプレッド相当分が引かれる場合も… |
| 税務 | スワップポイント収入は雑所得。 年間20万円超で確定申告が必要(給与所得者) |
まとめ
スワップポイントは毎日発生する金利差調整金。高金利通貨の買いポジションなら受取、低金利通貨の買いなら支払い。
キャリートレードは魅力的ですが、為替リスクと金利変動リスクを理解した上で活用しましょう。
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